めぞん一刻 一の瀬花枝の謎

Q.一の瀬さんはいつ上京したのか?
A.高校卒業後だと思われる


 一の瀬さんの正確な年齢は不明ですが、女性の高校進学率を見ると昭和35年が55.9%、昭和40%が69.6%であり、未進学者もかなりの割合になります。つまり中卒も高卒も一般的な時代でした。
 しかし、第51話「一刻館の昼と夜」で、セーラー服を着た一の瀬さんが五代君に向かって「私と高校生ペアを組もう」と言っており、一の瀬さんが高卒であることが分かります。また、当時の女性の大学進学率は一桁であり、大学受験する五代君が他人事であることや賢太郎君の勉強(小学校の宿題)を五代君に見てもらっていることなどから、大卒の可能性はないでしょう。
 次に、一の瀬さんの上京時期について考えてみます。一の瀬さんは「道産子」つまり北海道生まれですが、第49話「なんて器用なの」で少女の頃は雪国にいた(五代君の想像の中ですが)ことが描かれていますので、中学か高校の時にはまだ北海道在住だったと思われます。
 すると、(1)中学か高校在学中に家族と共に上京した、(2)高校卒業後に単身で上京した、の2つが考えられますが、親兄弟が東京近郊にいるのであれば、第12話「行きがけの駄犬」や第28話「納得しました」で賢太郎君が「どっこも連れてってもらえない…」などということは不自然な気がしますので、単身で(或いは親戚などを頼って)上京したものと推定しておきます。
 余談ながら、一の瀬家では生活は貧しいながらも、年末は例年家族そろって田舎に帰ったり旅行に出かけたりしており、一の瀬さんはああ見えてしっかり家計のやりくりをしているのでしょう。

Q.一の瀬さんは何歳か?
A.初登場時で30代前半と思われる


 一の瀬さんには、初登場時に小学3年生の息子・賢太郎君がいるため、結婚した年齢が分かればおおよその年齢が推定できます。
 当時の女性の平均初婚年齢は24〜25歳で推移しており、かつては「25歳を過ぎたら行き遅れ」と言われておりました。一の瀬さんも、第5話「春遠からじ!?」で当時21歳の響子さんに「あんた適齢期だよ」と言って見合いを勧めており、結婚に対する同様の観念が伺えます。
 次に、第65話「一の瀬氏の失業」で、一の瀬さんのほうから旦那に求婚したことが描かれていますが、当時は見合結婚が約6割、恋愛結婚が約2割だったそうで、形はどうあれ、女性の方からプロポーズするのは相当に少ないケースだったはず。さらに、第49話「なんて器用なの」では、少女時代の一の瀬さんが近所に下宿していた大学生に花を贈ったエピソードが語られており、男性に対してこれほど積極的であった一の瀬さんが、むざむざ自身の適齢期を逃すとは思えないのです。
 さらに、「一の瀬氏の失業」で、一の瀬氏の憧れだったツル子さんは一の瀬さんの一つ後輩でしたが、彼女が25歳を過ぎていたなら、事務所の女性2名ともが「行き遅れ」ということになってしまうため、20歳そこそこ(一の瀬さんは高卒であり、後輩がいるので19歳以上であることは分かりますが、周囲が大酒飲みを傍観していることや未成年の結婚話を勝手に進めるのは不自然であることから成人に達していたと思われます)だったと見ていいのではないでしょうか。
 以上から、断言はできませんが、一の瀬さんが20代前半で結婚し、すぐに賢太郎君が生まれたとすれば、初登場時は30代前半だったということになります。
 なお、第27話「引退宣言」で、当時22歳の響子さんのことを「実の妹のように…」と言い、四谷さんの「実の娘のようにではないのですか」という疑問をきっぱり否定しています。仮に一の瀬さんが30歳で出産したとすれば、この時40歳となり、18歳年下の響子さんとは娘でもおかしくない年齢差になってしまうのです。
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Weblog: さわだ07
Tracked: 2007-06-10 18:41
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